教育機関向けに、子供が楽しながら取り組める創造力育成プログラムを提供しています。
社会が多様化する中、創造力がある人材が求められていますが、画一的な詰め込み教育だけでは独創的なアイデアを思考させる教育やトレーニングはできません。
アイデアマラソン研究所は、独自のアイデアマラソン発想法を子ども向けにアレンジし、子どもが楽しみながら継続的に取り組める教育プログラムを考案。幼稚園・保育園・小学校などの教育機関に提供しています。
具体的には、年中(4歳)向けの「めだか」、年長(5歳)向けの「どるふぃん」小学生1年〜3年向けの「きっず」を導入・実施するための企画・計画立案、課題の選定/配信、教員のコーチングなどを行っています。
気軽に導入することができますので、幼稚園・保育園・小学校における創造力育成メニューの1つにぜひご検討ください。
幼稚園/保育園/小学校様向けサービスの詳細
- 「めだか」アイデアマラソン – 年中(4歳)向け
- 「どるふぃん」アイデアマラソン – 年長(5歳)向け
- 「きっず」アイデアマラソン – 小学生1-3年向け
「めだか」アイデアマラソン
「めだか」は、毎日絵を描画することで、幼稚園や保育園での観察力と集中力を高める創造力育成プログラムです。4歳児、5歳児から開始可能です。
必要な所用時間は毎日約15分。まず、約75種類の小物オブジェクトと呼ぶ画題セットから、4人の園児に一つの画題を選びます。それぞれの園児専用のノート、描画シールをアイデアマラソン研究所が用意します。園児に選ばれた画題の小物を見せて、1分間立腰を兼ねて観察させます。残りの時間で画題を小さな用紙にスケッチ(描画)してもらいます。最後に、スケッチした絵は、ご両親が見られるよう専用ノートに貼り、毎日持ち帰ります。
この観察と描画セッションを毎日継続すると、絵が上手になるだけでなく、ご両親が驚くほどの観察力と集中力が身につくようになります。(本プログラムを導入いただいている多くの幼稚園と保育園では、おおよそ3ヶ月程度で、幼児性の絵から個性が光る「スケッチ」へと上達しています)
「めだか」を実施するにあたり、保育士に特定の技能や資格は不要です。また、園児にとっては毎日絵を描く、楽しい時間なので、無理なく導入することができます。スムーズに導入できるよう、アイデアマラソン研究所が蓄積したノウハウから、最適な画題・用紙・ノートの選び方、15分の時間の進め方、園児のやる気を引き出すコミュニケーション方法などを提案いたします。
週末やお休み時もご自宅で本プログラムを実施することでより高い効果を期待できます。そのため、ご両親とのコミュニケーションの支援・アドバイスも行います。
提供内容
- 毎日15分で観察・描画する「めだか」の導入支援・コンサルティング
(導入計画、用紙・ノートの選定、画題の選定、保育士コーチングなど) - 保育士・園児のご両親を対象とした、園児の発想力育成に関するセミナー・講演
期待効果
- 楽しみながら園児の描画が上達すると共に、園児の観察力・集中力・継続力が高まる
- 専用ノートを介したご両親とのより良いコミュニケーションと共感の醸成
- 園児の創造性を育む保育士の育成
「どるふぃん」アイデアマラソン
「どるふぃん」は、文字の読み書きを学び始めた幼稚園や保育園の5歳児(年長)向けの創造力育成プログラムです。特に卒園の半年前が最適の導入期間です。
「めだか」のように絵を描画することで想像力のトレーニングを行いますが、お題を文章で出し、描いたものを文章で表現する練習を加えることで、文字での表現力を育みます。
この年代の子供たちが、簡単な読み書きを学んだあと、絵日記のような自分の体験を想ったように書くことが要求されるのが多いのです。この年代はほんの僅か前のことであっても、忘れてしまって、過去を思い出しながら文章を書くことは園児にはハードルが高い作業です。そのため、日記では「書ける内容」を書いてしまい、内容の繰り返しや単調な文章に陥る可能性があります。そして日記を書くことを嫌いになってしまう恐れすらあります。
「どるふぃん」では、具体的で、且つ、思考を刺激する簡単な課題を与えて、初めて自分の思いを文章で表現するこどもをサポートします。「どるふぃん」では、園児の表現力に合わせた異なるお題を毎日出します。そして、絵を描画してから、その絵を説明する文章で表現します。このシンプルな手順を繰り返すことで、5歳児(年長)の思考力を高めながら、絵と文章による表現力を高めます。また、最後に発想を深堀りするためのツッコミを保育士や保護者から加えると、さらに発想が広がり、より高い効果を見込めます。
5歳の子供たちが半年間でも、多数の答えを求めて、毎日何かの思いを絵と文章で書くというのは、画期的であり、日本全国でも、世界でも類の少ない新しい教育方法で、子供たちは大きな創造性の刺激を受けます。
どるふぃんのお題例
- テーマ「おばけ」
- 絵のお題「君はおばけに化けることができる。自分が化けてみたいおばけを描こう。」
- 発想を文章で「おばけになってどこで誰を驚かすか、考えて書こう。」
- 保育士/保護者による深堀り「自分が驚かす方ならおばけも楽しいかもね。おばけにもいろんな種類があるけど、知ってるかな?」
「どるふぃん」プログラムを実施するにあたり、保育士に特定の技能や資格は不要です。優しく、何かを考えて描いたり、文を書くように話しかければよいのです。その話しかけるヒントも用意しています。また、園児にとっては毎日絵を描き、文章を書く楽しい時間なので、無理なく導入することができます。スムーズに導入できるよう、アイデアマラソン研究所が蓄積したノウハウから、最適な画題・用紙・ノートの選び方、15分の時間の進め方、園児のやる気を引き出すコミュニケーション方法などを提案いたします。
週末やお休み時もご自宅で「どるふぃん」を実施することでより高い効果を期待できます。そのため、ご両親とのコミュニケーションの支援・アドバイスも行います。
提供内容
- 毎日15分で思考・描画・表現する「どるふぃん」の導入支援・コンサルティング
(導入計画、用紙・ノートの選定、画題の選定、保育士コーチングなど) - 保育士・園児のご両親を対象とした、園児の発想力育成に関するセミナー・講演
期待効果
- 描画と文章による園児の表現力が高まると共に、園児の思考力・集中力・継続力が驚異的に高まる
- 専用ノートを介したご両親とのより良いコミュニケーションと共感の醸成
- 園児の創造性を育む保育士の育成
「きっず」アイデアマラソン
「きっず」アイデアマラソンは、小学1年生から6年生向けの想像力育成プログラムです。
必要な所要時間は毎日15〜20分。まず、担任の先生から、生徒に1日1問の「考える課題」を提示。生徒はそれに対し、絵や文字で「自分の考え」を専用ノートに書いて記録します。5歳の園児の「どるふぃん」アイデアマラソンと煮ていますが、質問が年齢に従ってむずかしさを増します。「キッズ」では思考した文を先に書きます。最後に、担任の先生が観察した中で、個性的なアイデア、興味深い考え、面白い発想があれば、クラスの中で発表してもらいます。
毎日、限られた時間内に「考えさせる」ことにより、生徒の思考力が向上します。また、「考える課題」には正解はありません。クラスの中で様々な考えが出てくることにより、答えが一つだけないことを実体験することができます。
今後の中学入試、高校入試、そして大学入試において、思考力と表現力、そして独創性が求められてきているのは、ご存じの通りです。「キッズ」アイデアマラソンは、まさに小学校の段階から考えることが習慣化するように、創りました。
アイデアマラソン研究所は、独自に開発したアイデアマラソン発想法の知見を活かし、小学校の1日1問のデータベースを構築しました。現在は1年生から3年生までの「キッズ」アイデアマラソンが完成しています。今後は、4年から6年を考えて行く予定です。本プログラムでは担任の先生に「考える課題」を提供すると共に、「きっず」アイデアマラソンの導入支援・教員へのコーチングを提供します。
きっず1日1問の例
- テーマ「透明人間」
- お題「ある朝目が醒めたらあなたは正義の透明人間になっていた。さあ、どうする?(正義の味方だからいいことを!)絵も描こう。」
- 教師による深堀り「姿が見えないと、良いことばかりじゃないかもしれない。何が大変かな?」
ありとあらゆるジャンルの質問を毎日1つ、それを6年間続けることの影響を想像してください。毎日15分です。土日、休日、長期休暇は質問を自宅に持ち帰るか、オンライン配信も可能です。
プログラム内容
- 毎日15〜20分で実行できる「きっず・アイデアマラソン」プログラムの導入支援・コンサルティング(導入計画立案、用紙・専用ノートの選定、教員コーチングなど)
- 1日1問の「考える課題」の配信
- 教員・生徒のご両親を対象とした、発想力育成に関するセミナー・講演
期待効果
- 生徒の思考力・継続力の育成
- 考えの多様性に触れることで柔軟なマインドの醸成
- 生徒の創造性を育む教員の育成