考えるヒント コロナ下の通勤通学装備

中国のコロナの蔓延の最盛期、私が見た一番のショッキングな写真は、大きな給水機用のプラスチックタンクに頭をすっぽりと入れて、地下鉄に乗っている人の写真だった。

今や、緊急事態宣言が出ている東京で、やむを得ず、通勤通学しなければならないとして、最低どのような装備をするべきなのかを考えてみた。この簡単な装備で、感染はかなり防げる。

1.マスク

 すでに昨日のブログ記事「考えるヒント コロナと海外駐在」にも書いたが、紙マスクは二重にして、各々の内側に畳んだガーゼを入れる。そして一番外に、ウレタン状のマスクを付ける。これによってマスク全体がしっかりと顔に密着する。マスクの横も、鼻の両側も、顎の下も、ぴったりだ。

 紙マスクでも、手荒く扱わなければ、マスク、ガーゼをハイターに浸して、数十分後に、お湯で濯ぎ、薬剤を流し落とし、干す。乾けば、手でマスクの四角い形を戻して、破損や穴の有無を調べた上で、低温でアイロンを掛けて、マスクセットを作る。

 ウレタンマスクや紙マスクのゴムひもにアイロンを掛けてはいけない。すべてぐちゃぐちゃの大惨事になる。

 マスクのルールは、(殺菌で洗わなければ)「二度付けて外したら、再度付けてはいけないことだ。マスクをずらして鼻の穴が見えている子供が多いがあれは意味がない。

2.フェースガード(フェースシールド)

 アマゾンでは、一杯出ている。

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 あの地下鉄に乗って、水タンクをかぶっていたのはフェースガードだったのだ。確かに、人の会話、セキ、くしゃみで飛び散るマイクロ水滴に(もちろんウイルス)が付いているので、顔を覆っていなければいくら鼻や口を防いでも、顔に付着し、その顔を手で触れて、結局感染してしまうのだ。

 このフェースガードは、難しいものではないから、透明下敷きでも自作は可能だ。ただ、面倒なだけ。電車、バスで通勤するひとには、マスクをしたうえで、このフェースガードは必携のものになる。今までなぜ使っていなかったか不思議だ。これを使うことで、更に感染を防ぐことができたかもしれない。

このフェースガードのもう一つの利点は、フェースガードが付いていると、手で顔を触らないことだ。会社に到着したら、石けんで水洗いしておくことも大切だ。このフェースガードを付けて、スーパーで買い物をしていたら、おばさんたちに「それ良いわね。どこで買えるの」と尋ねられた。

つまり、今まではマスクだけで感染防止を祈っていた。これでは21世紀の医療科学体制とは言えない。顔全面を防ごう。だけど、毒ガスマスクのような不格好はいやだ。透明のフェースガードなら、美人は美人に見えるのが大事だ。天井から吊り下げたビニールシートのような暖簾は不要となるだろう。通勤でフェースガードは、必需品になるかもしれない。いずれ商談にもフェースガードを使う時がくるだろう。

3 薄手の使い捨てビニール手袋

 ごく薄いビニールの手袋は、丸めると本当に小さくなる。私はそれを何個かポケットに入れていて、電車に乗る時には左手だけに付ける。そして左手で、つり革、支柱を持つ。慣れるまでは失敗もあるが、徐々にこの手袋左手も習慣になってきた。そして、電車から降りると、手袋は捨てて、ゴミ箱へ入れる。

超薄いビニール手袋は安いし、軽いので、これもお勧めだ。

4 アルコール殺菌スプレー(手の殺菌ではない)

 市販の殺菌スプレーを会社において、上着やズボンに、到着後軽く振りかけて殺菌しよう。できれば靴にも、靴の裏も殺菌したい。仕事を始める前に自分の机の上面、椅子の座面や袖、背面を殺菌しよう。パソコンキーボードやマウスも軽くティッシュに殺菌スプレーをしみこませて拭くのを習慣にしたい。

 私は受け取った宅急便は、すべてまずアルコール殺菌スプレーで外側を殺菌することにしている。

5 殺菌ジェル

 このジェルは必携だ。途中の駅のトイレも、かなりウォッシュレット化されているが、コロナ下では、便座殺菌は絶対に必要だ。ジェルの小瓶は、何かに手を触れたり、ドアノブに触れた後も手を殺菌しよう。

6.使い捨てのシャワーキャップ

 日本のコロナ感染対策の締めくくりは、使い捨てのプラスチックのシャワーキャップだ。ホテルのノベルティに含まれているシャワーキャップを、通勤通学で使用して、ウイルスが髪の毛に付着するのをできるだけ少なくしようとすることだ。

 防御服を着て、通勤はできないが、使い捨てのシャワーキャップを付けて、髪の毛にウイルスが付着するのを防ごう。これを装備して、三重マスク、フェースシールド、シャワーキャップ、ビニール手袋で、第三次の波が押し寄せたとき、日本式にウイルスの蔓延を防ぐことができる装備である。

7.手洗い・顔洗い・鼻の穴洗い

まず綿密に手を洗う。その後、鼻のうがいをする。これはサイナスリンスというアメリカ製の道具が簡単だ。

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中に生理食塩水とうがい薬を一滴で、鼻を毎日、帰宅すると洗うことにしている。ウイルスは鼻孔にまず付着するから、それを洗うことで、かなりの効果があると信じている。

そして、顔を洗う。洗った後に拭くのはペーパータオル1枚がよい。タオルを何回も使うのは、汚い菌を顔に付着させているのと変わらない。

このアンチコロナの装備を日本国民は、世界に先立って揃えよう。この訴えを、ネット上で拡げて欲しい。お願いする。

考えるヒント

(1)これ以外で、ぜひともみんなやった方が良いという感染防止策があれば、コメントに書いてください。

(2)ポストコロナになった時に、絶対に行きたい旅行先は?

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