考えるヒント 今の関心は、新型肺炎

新型肺炎のことで、誰もが心配になった時、マスクをして外出するように心がけてきた。私の場合、マスクをすると、メガネが曇るので嫌だった。どうすればよいのかと、ネットで調べてみると、やはりメガネ人口の多い日本人、同じ悩みで苦労をしているようで、マスクの上端の金属芯を、内側に一折すると良いとあった。やってみたが、あまり効果はなかった。

次のネットでの提案は、マスクの中にティッシュを四つ折りにして入れておけば、メガネが曇らないというのがあった。

やってみると、確かに効果がある。すごい。これで新型肺炎に対処できる。私はマスクの中にティッシュを畳んで入れて、外出し始めた。たしかにメガネは曇らないが、ティッシュがもろもろになってきた。口の中に、もろもろティッシュが入ってくる。これは拙いし、ヤギじゃないから不味い。

そこでアイデアマラソン的に考えた。マスクを二重にして使おう。まずは、黒いウレタンのマスクであご全体を覆い、その上に白い通常のマスク、そして、二枚のマスクの間に、ティッシュを挟んだ。これはばっちりと曇り止めの効果がある。ウイルス遮断にどれだけ効果があるかは不明だが、とにかく前が見えるようになった。今はガーゼを入れている。使い心地は良くなった。

ところが、黒いマスクは、白いマスクの端からはみ出して、鏡で見ると、ひどく恐ろしい顔になる。顔に黒い大きな四角の囲いをつけた化け物に少しだけ見える。

新幹線に乗って、関西まで行き、関西で通常の電車に乗って、再び関西から東京に戻るまでに、少なくとも4組の人々が私の二重マスクについて話しているのが直感的に分かった。その内の一人は私に「新型肺炎は、マスク2重で防げますか」と尋ねてきたので、二重マスクの目的は少し異なります。メガネの曇り止めですと言ったら、すごく感心していた。他の人たちは、恐ろしくて尋ねられなかったようだ。

その後、立体マスクの上にガーゼ入りの通常マスクをしているが、これが一番使いやすく口にぴったりとしている。

ある日、珍しくヨメサンと一緒に外出した。家からすでに10分ほど歩いて、「ありゃ、マスク持ってくるのを忘れた」と、気が付いた。慌てて外出したからだ。

ヨメサンはマスクをしていた。

「マスク、もう一枚あるから、上げましょうか」とハンドバッグを開けた。
「頼む。さすがだなあ、スペアのマスクを持っているとは」

「……」

渡されたマスクを私は顔に付けた。ふっと違和感を感じたのは、鼻の部分に少し湿り気があることだった。
「ええっ、こ、これお前の使い古しじゃないの」
「そうよ。1回使っただけだから、ほとんど新品よ」

「わあ、そんなのありか、マスクで、ほとんど新品なんて!ありかよ!」と私はマス
クを外して内側を見ると、見事にヨメサンの口紅の後が付いている。立派な古いマス
クだ。ヨメサンの仲間意識は評価するとして、これは立派な間接キスだ。時勢柄、こ
んな中古のマスクの使いまわしが許されるわけがない。

「まいった」

「大丈夫だわよ。私が病気なら、あなたも一緒。私は病気じゃないから大丈夫」と、すべての潜伏期間などを無視した暴論。それから2時間半、ずっとヨメサンの顔を私は身に付けていた。怖くて聞かなかったが、
「私の古いマスクをお前も使ってくれるの?」

使用したマスクは、
(1)ハイターと中性洗剤点滴を入れた水に浸して、優しくゆすぎ、その後乾かし軽くアルコール消毒をして、再使用している。ウイルスは外殻が油分になっていて、中性洗剤に弱いとのこと。

再使用条件は、まず目視で紙のマスクに、穴、亀裂、剥がれなどが無いかを調べる。これに合格したものだけを再使用の工程に進める。もちろんハイターと

①紙のマスクで、拡がっているのを丁寧に元の形に戻す。

②それを低温度のアイロンで元の形にきれいに戻す。ゴム部にアイロンを掛けたらアウト。また中温度や高温度でアイロンを掛けると、マスクの紙が瞬間に剥がれてアウト。

③ガーゼも、もちろんアイロンかけをする。ウレタンのマスクは絶対にアイロン掛けはしない。ガーゼのマスクは使っていないが、アイロンに掛けられるが、ゴム部に注意すること。

④アイデアマラソン研究所式に2枚の紙マスクにそれぞれ、ガーゼの畳んだものを載せて、ラップで包む。
(2)うがいは、普通だし、私も毎日励行しているが、鼻の穴のうがいをしているだろうか?私は主治医の勧めで、サイナスリンス・キットを、過去3年間励行している。すごくすっきりする。これも帰宅直後の鼻の孔のウイルスを流し落とすことが少しは可能では?https://amzn.to/2P0qrpF
(3)キッチン用のアルコール殺菌を、市販の通常のウェットティッシュに吹き込んで、殺菌ウェットティッシュを作って、喫茶店でまずテーブルを殺菌している、ドアノブなどを使う時、使った後に殺菌することにしている。

考えるヒント
(1)今、できる防疫対策を考えよう。
(2)オリジナルの防疫対策は何か?
(3)防疫体制はウイルスの先手を考える必要がありますが、どうする?

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