考えるヒント アイデアマラソン哲学 29 まとめと付録のご褒美

繰り返すが、哲学は自分で作ってから、他の哲学、歴史上の哲学と比較すれば良いのかもしれない。そうして悪いという理由が思いつかない。哲学を自分の知となり人生とするためには、まず自分で考えてみて、それを書いてみよう。何年間か書き続けてみよう。書いたものを読み返してみよう。そこに驚くべき自分の知の流れが見えることを約束する。

 言えることは、自分が考えて書くことを自分の哲学をしていると信じることだ。誰が何を言おうと、自分の考えを保ち、ノートに蓄えていく姿勢を変えないで欲しい。

 最後にご褒美を話そう。

 ドイツの寓話で、死ぬ直前の父親が息子たち3人に、「あのブドウ畑のどこかに宝物を埋めた」と言って亡くなった。息子たちは必死になって、ブドウ畑を掘り起こした。どこにも宝物は埋まっていなかった。

 1年経って、立派なブドウがたわわに実ったのを見て、「ああ、ブドウが宝物だった」と知る。こんな話だ。

脳を使うことも同じだ。脳を使えば長生きできる。脳を使わないと、もっと使わない方に進んでいく。

アイデアマラソンを1年でも、2年でも、3年でも続けていると、膨大な発想がノートに蓄積されていくことだ。一日過ぎると何個か増える。毎日欠かさず発想を書いていると、知らない間にすごい数の発想が残っている。

一端ノートに書かれると、決して減らない。増える一方だ。人間は知恵で強く生きてきた。ノートに書かなくても強く生きてきた。その上ノートに書きとめれば途方もない力と知恵を発揮するだろう。

考えるヒント 自分の発想を書き続けて溜まったノートを見て、自分の哲学に名前を付けよう。私の哲学は、「知の蓄積哲学」と名付けた。

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