シルバー・アイデアマラソン 1-4(50歳以上を10倍楽しむ方法) これからの「ながら」ライフスタイル

ベトナムのハノイに駐在している時に気がついたのは、住宅地でも通りに面している家で、小さな小さなお店(マイクロショップ)を開いているところが一杯あるということだった。それを切り盛りしているのは高齢者たちと専業主婦だった。

シャンプーの小分け袋、インスタントラーメン、洗剤、たばこなど、生活物資だった。ネパールのカトマンドゥでも、同様の光景が見られた。そのようなマイクロショップで、売れたとしても、仕入れた価格との差額だから、知れたものだろう。一日にどれだけの商売ができるかは分からないが、店番は高齢者と主婦が多かった。

ご主人の仕事からの収入だけでは食べていけないのだろう。その真剣に生活していることに心を打たれた。もちろんベトナムでも、ネパールでも、高齢者たちはのんびりはしている。しかし、のんびりし「ながら」、マイクロビジネスを切り盛りしているのだ。

もちろん年金の充実している現在の日本のシルバーエイジでは、マイクロショップを開くことは想像できないし、コンビニには対抗できないだろう。シルバー時代の人たちが、定年後に何かのビジネスに従事したり関与することは、ビジネス的配慮、ビジネス的予測、軽いストレス、そして動き回ることから脳と体を適度に動かすことで、良い局面もある。

フリマやメルカリの売買、アフィリエイトの収入なども高齢者向けだ。過去30年間、日本の家庭にはモノがあふれてきた。それらをネットでリサイクルし、販売することは、シルバーエイジには、最適だと思う。

 日本の現在のシルバーエイジの多くは、かなり金銭的に恵まれていることから、定年後の生活に入る前に安心感が蔓延していて、生活的な緊迫感は少ないが、

「定年後、何をしようとしているのか」と私の友達で定年直前に尋ねたことがある。ほとんどが、「今まで、長く働いてきたので、しばらくは、ゆっくりして、本を読み、散歩したい」と言っていた。

「そんなの無理だよ。神経も奥さんももたないよ。何かもっと具体的なことをしないと」と、私は言っていた。

 1年後には、何人かがボランティアの仕事とマンション・団地の管理組合の仕事に関係していた。

「それは有意義だけれど、長続きしないよ」と私はコメントしていた。

 2年後、ボランティアの仕事を辞めた者が何人かいた。そして「やることがない」とつぶやく者もいた。

「時間がもったいないよ。何かやればよいのに。友達にたのんで、小学校で話をすることも、大学で特別講師で海外の話をすることもできるじゃないか」

「いやいや」と全体的に委縮してきている。

「もっと、色々なことをやった方が良いよ。生活に変化を取り入れた方が良いよ」というのが私のアドバイスだ。

 ゆっくりと生活し「ながら」、時々売れるメルカリのようなものに参加してみるとすごい刺激になる。期待感もある。(無事に着くかの)心配もある。数字の計算が絡むと、脳を活性化できる。

 ロングテールの時代だ。ロングテールとは、恐竜の尻尾の先っちょのような1個、2個の商品でもうまくすると、売れる時代なのだ。シルバーエイジの「ながら」は、大きなリスクを取るものではない。その知恵を働かせ「ながら」生活すると若返ることができるかもしれない。

考えるヒント メルカリやフリマで売るとすれば何を?家の中を見渡してみよう。

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