シルバー・アイデアマラソン 2-1 (50歳以上を10倍楽しむ方法) ホームデジタル・健康管理は尿から 世界唯一の塩分摂取測定器 KME-03

 シルバーエイジの健康管理、個人では塩分削減と血圧調整だ。

 現役を退職する前から、「血圧が少し高いですよ」と言われてきたが、全然、深刻に考えなかった。退職した後、毎日遅くまで自宅でアイデアマラソンの思考と書きとめに集中していた。夜中の3時、4時になるまで起きていたことがある。

 毎年の区の健康診断の時、血圧と血糖値が高すぎると指摘された。博士論文を書いていた時は、もう睡眠時間も無茶苦茶だった。

「このまま行くと、糖尿病になりますか」と訊くと、

「ああ、この数値だともう立派な糖尿病です。保健所で専門家のアドバイスを受けなさい」と言われた。

 私は結構心配性である。以前にある病院で診断を受けている時に、カーテンで仕切られた隣の患者に、医師がインシュリンの注射のことを話していたのが聞こえていた。その患者は、医師から「気の毒ですが、あなたは、これから生涯、インシュリンの注射を定期的に打たなければならないのですよ」と言われて、その患者は、半泣き状態だった。それを実際に聞いてしまって、本当にショックを受けた。

 そのイメージがあったので、保健所の女性のアドバイザーが、

(1)運動をしなさい。毎日1時間は歩きなさい。

(2)塩分を控えなさい。

(3)糖分も控えなさい。

 私は決意した。絶対に自分の体を守ろうと考えた。

 まず運動に関しては、「ながら」で説明した通り、毎日5キロを歩くようにしようと決めた。後に自転車を押して、英語の勉強をしながらの運動になった。

 塩分を控えると言っても、私が家で料理するのではないから、「塩分控え目」と言っても、ヨメサンもその程度が分からない。塩分を少なすぎれば、料理は不味くなる。

 「美味しいものは塩分が多い」というのがヨメサンの言葉である。

 アマゾンで塩分測定器を探していたら、味噌汁の塩分濃度などを測るタニタのデジタル測定器があった。しかし、これでは摂取塩分量は分からない。塩分が少なくても、たくさん食べると塩分の絶対摂取量は増えるのだが…。塩分濃度と食事量に含まれている塩分の絶対量は異なる。ほとんど購入ボタンを押しかけた時、

塩分摂取量簡易測定器(減塩モニタ) KME-03(河野エムイー研究所)

https://amzn.to/3kq2kih

が目に入った。定量的に塩分を測定できると知って、購入した。前日の摂取塩分量が何グラムと分かるという。

 2015年8月だった。

 原理は、夜間と朝にかけての8時間の間の尿をためて、その尿に含まれる塩分を分析計算して、それから24時間の推定量を出し、更に汗腺などから汗と一緒に出て行く10%を引いたものを前日の塩分摂取量とするというメカニズムだ。医療器具ではない。あくまで参考とするものだ。

 私はこれを購入した。それから毎日、私は夜間の8時間の尿をトイレで溜めて、朝の尿と一緒にこの測定器で測ってきた。測定した後は、尿を捨てて、容器を洗浄することが私の日課になった。もう5年間、国内、海外を出張旅行している以外は、毎日継続して、手帳に書き入れてきた。 

 結論を言えば、素晴らしい測定器だ。私はこの測定器で毎日の摂取量を9グラム以下に保とうとしてきた。尿の測定では、時に8時間半になったり、7時間になったりする。だから前日塩分は多少±するのは仕方がない。だけど、長期間の塩分摂取の傾向は、この機械で見事に把握できると思う。高血圧のシルバーエイジは、まずこのKME-03で毎日の記録を取ることから始めることだ。

 ものは試しと、初期のころ、ラーメンを食べたら、汁を飲まなかったのに12グラムと出て、恐ろしくなって、それ以来食べていない。ラーメンの汁を飲んだら、それだけで14グラム、17グラムの摂取になる。餃子にタレをタップリ浸けても10グラムを超す。にぎり寿司のっぷり醤油、魚の煮物など塩分はばっちりと出る。

 大好きなカレーは、いつも大皿に2杯食べていたが、それだと塩分11.5gほどになる。カレー粉には塩分が一杯入っている。市販のカレー粉を使う限りカレーは1杯が限度だ。カレー粉も減塩カレー粉があってよいのでは。私は辛口か大辛を好んでいる。

 家での料理で次の日の朝に、塩分の高くでたことをヨメサンにフィードバックし始めた。次第に我家の料理の塩分が下がり始めた。そして摂取塩分量も8gから9gに安定してきた。

 当時、毎日の運動と組み合わせて、摂取塩分を下げたら、血圧は正直に下がり始めた。以来、ずっと正常値を保っている。

 ある年の国際学会がタイのプーケットのリゾートホテルで開かれて、私は珍しくその塩分測定器を持参していた。朝はビュッフェスタイルで、夜はバイキング料理だったが、次の日の朝の塩分量14.7gに仰天した。その日の朝は、パンとコーヒー、夜も極度に減らしたら、10gまで下がった。

 我が家では、ヨメサンが低塩分料理に慣れてきている。天ぷらも、餃子も、お醤油をスプレー容器で噴射して食べている。減塩での味に慣れてきた。更に外食が減った。

 前日の塩分の定量的測定ができる機械は、世界中で、この河野式の測定器だけだ。世界中の高血圧や肥満、心臓病の人たちが使用すれば役にたつと信じている。お薦めだ。使い始めたら、必ず記録を毎日書くことが条件だ。摂取量が多かった時は、何を食べたかを書いておく。そしてなるべく同じ濃塩分の料理を避けることが大切だ。これが血圧を下げていく。

考えるヒント 血圧を毎日朝と夕に測定して記録しているだろうか?その時はベッドに寝て、鼻で胸一杯吸い込み、8秒息を止める。それを2回か3回やってから、心臓の高さで、オムロンの血圧測定器を動かすこと。人間の祖先が海にいたころは、呼吸を止めると、深い海に潜り、血圧が下がり、脈も減ったという。その条件に合わせて測定している。

0 like

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です