考えるヒント 自転車散歩の追加効果

外出する仕事が無い時は、朝からずっと、ノートとパソコンに向かって、仕事をしているが、午後はアイデアマラソンの発想を考え始める。考えて、考えて、考えて、一歩一歩、ノートに発想を書いていく。

 昔は何かモノや商品の発想を集中して出していたが、最近は、新本の内容や様々な理屈を書くようになったので、考えるのに時間が猛烈に掛かる。しかし、これが嫌ではない。考えてまったく進まないのではない。少しずつ進むのだ。

 2時くらいから始めて、5時までは、ゆうに掛かる。途中でお煎茶やコーヒーを飲み、5時にようやく50個を考えて書きとめ終わると、いつものように散歩の時間だ。英語の勉強をしながらの5キロの自転車押しの散歩である。これをしないと体調がそろわない。

 ルートには、八百屋が5か所、スーパーが4か所、コンビニが9か所、ドラッグストアが2か所と公衆便所が5か所、交番が3か所ある。

 スーパーは、面白い。夕方6時半を過ぎ、7時頃には、買い物ラッシュが終わると、魚売り場や肉類、加工野菜、パンなどが、面白いほど値引きとなっていく。大きなサザエが1個150円ほどになり、大きな帆立が一個130円になる。肉でも半額になる

こともあり、上等の厚切り食パン半斤が110円になっている。夕方遅めの自転車散歩者にとっては極めて魅力的だ。

 もちろん魚介類は、賞味期限がその日に切れるのだが、それでも買物の楽しみとなる。ほとんどのスーパーでは、夜間の割引が行われている。これは弱者救済だ。時間とともに商品の価値が弾力的に変わっていく。すごく大切な経済活動なのかもしれない。

何年か前に、日立市に泊った時、イオンスーパーで、閉店間際に、お弁当が捨て値に近い価格に変えられた。一人のおばさんが、大型のショッピングカートに、お弁当を山積みにして買っていた。到底一人では食べきれないから、それを商売にしているのか、寮でみんなに出すのか。(なるほどなあ)と感心したことを覚えている。

 こうして、買い物でストレス解消をしているのだが、帰宅して、「また何を買ってきたの?」と、上から目線でヨメサンが見る。「あ、また半額だから買ってきたのでしょ」と言いながら、サバの2枚の大きな切り身で150円の料理に向かう。

「俺はな、半額のラベルを見たら、ついつい買ってしまうのだ。俺は“ハンガクシャ”なんだから」と開き直ることにしている。

 だから我家の夕食は8時近くまで遅くなってしまう。

 自転車プッシュ式散歩英語学習法と“ハンガクシャ”の買物。習慣化した生活にも、まだまだ面白さが隠れている。

考えるヒント いつも買うものを、少しでも安く買う努力をしているだろうか。店ごとに値段の比較をしているだろうか。コンビニでも値段が異なることがある

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