今後のアイデアマラソン研究所の運営方針

  • アイデアマラソンの新著の執筆

1)アイデアマラソンの新著の執筆

 樋口健夫が2014年に、国立の北陸先端科学技術大学院大学から、博士号を取得できたのは、3か月間のアイデアマラソンの継続で、創造性(発想数、独創性、綿密さなど)がどれだけ向上したかとの客観的な判断を、トーランス式創造性思考テストで行った結果です。

 博士論文では、幼稚園生から、短大生、大学生、企業人、研究者などの、3か月間の創造性の変化を分析して、アイデアマラソンの効果を客観的に評価したものです。

 私の博論を基盤として、今回の新著は、「3か月間アイデアマラソンを続ければ、ほぼ間違いなく創造性が向上する」ということを、理論、仮説、提案、コラムで示そうとしています。ご期待ください。

2)樋口健夫のアイデアマラソンでの発明品の実現

 以前(2009年)に、アイデアマラソンの発明品としては、「ポッケの中の防災キット」を提案して以来ですが、久々に新しい発明のカードゲームを発売予定です。京都の花札や百人一首で有名な大石天狗堂と協力して、花札を一新した美しい花の絵を使ったゲームです。9月ころには、発売予定になりました。

 今後は続々と発明品を世に出していく予定です。ご期待ください。

3)アイデアマラソンの個人セミナー(予定)

 今までは、企業や大学のグループ・アイデアマラソンの運営に注力してきましたが、今後は、いよいよ個人のアイデアマラソンのセミナーも開催を計画しています。詳細が決まったら発表予定ですが、3か月間に4回ほどのリアルのセミナーやオンラインでの予定です。このセミナーの運営は樋口容視子・樋口雅人です。講師は樋口健夫・樋口雅人です。

4)小学生の創造性開発「きっず」アイデアマラソン(予定)

 過去、13年間、アイデアマラソン研究所は東京いずみ幼稚園が運営する小学生向けの週末の塾にて、「きっず」アイデアマラソンを続けてきました。それは、毎日1つの、楽しい、どうしてかな、ファンタジーの質問を子供たちに与えて、その答えを考えて、ノートに書き、絵も描きます。自由に考え、何を書いてもよいのですが、樋口健夫の博士課程の研究ではこれを小学校の時代から続けることで、創造性は大きく向上することが分かりました。これをネットで配信する仕組みを開始しようと考えています。海外に在住の日本人の子供たちの日本語と思考力にも貢献したいと思います。

5 トーランス式創造性思考テスト

 トーランス式創造性思考テストは、米国ジョージア大学が運営しているテストで、幼稚園から高齢者まで、同じ描画のテストで、客観的な創造性の判定が可能です。樋口健夫の博士論文もこのテストを基本にしています。これを更に広めていきたいと思います。

6 企業内定者向けのアイデアマラソン(予定)

 企業内定者は、内定の確認を前年の10月に行いますが、10月から3月までの内定者の入社までの時期に毎日性のアイデアマラソンの習慣を身に付けることは、本人の社会人としての気構えだけでなく、企業にとっても願ってもない素晴らしい思考のポジティブ・トレーニングになると思います。すでに過去10年間の実績も増えてきました。この内定者用アイデアマラソン・トレーニングセミナーは、10月から3月までの毎日の思考と書留めを継続支援いたします。個人での申し込みもできるようにしたいと考えます。

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